シルクロード、フェンスに満開の彩り – 期待に応えてくれた春

シルクロード

こんにちは。

今年の1月、まだ肌寒い時期に我が家のフェンスへ仲間入りした半つるバラの「シルクロード」。以前のブログでは、「庭の主役になってくれるかも」と期待を込めて誘引した様子をお話ししました。季節は巡り、春本番。シルクロードは、その時の期待に応えてくれる素晴らしい花を咲かせてくれました。

本日は、その後のシルクロードの成長と、フェンスを彩る満開の様子をご紹介します。

開花までの道のり:日々の成長を見守って

冬を越え、春の暖かさを感じ始めると、シルクロードは順調に成長を始めました。誘引した枝から次々と新芽が伸び、フレッシュな緑の葉がフェンスを少しずつ覆っていくのは、日々の楽しみの一つでした。

3月中旬 たくさんの芽が出てきました
3月末ごろ 葉っぱもどんどん展開し始めます

4月の半ばを過ぎた頃でしょうか、枝の先に小さな蕾を見つけた時は、やはり嬉しいものです。最初は硬く緑色だった蕾が、日ごとにふっくらと大きくなり、先端から徐々にオレンジ色が顔を覗かせる様子は、毎日観察していても飽きないものでした。

シルクロード特有の、落ち着いたオレンジ色が蕾に見え始めた時、「いよいよ咲いてくれるかな」と開花への期待も高まりました。

4月中旬 蕾からオレンジ色が覗いてます

フェンスを飾る、満開のシルクロード

そして5月に入り、シルクロードは次々と花を開き始め、中旬には見事な満開の姿を見せてくれました。

フェンスには、本当にたくさんの花が咲きそろいました。一つ一つの花は、柔らかなウェーブがかかった花弁が上品に重なり美しいロゼット咲きです。咲き始めの鮮やかなオレンジ色から、時間が経つにつれて少しずつ優しいコーラルピンクへと色合いが変化していくのも、このバラの魅力です。様々な段階の花色が混ざり合い、フェンスに美しいグラデーションを作り出しています。

朝日を浴びると花びらが柔らかく輝き、シルクロードが持つ華やかさと落ち着いた雰囲気がよく表れます。また、シルクロードは香りも良く、そばに寄るとふんわりと甘く優しい香りが漂い、庭での作業中も心地よい気分にさせてくれます。

以前は少し単調だったフェンスが、シルクロードの花で彩られ、庭の良いアクセントになっています。

ローズポンパドゥール(右)とのコラボ

庭に馴染み、主役の風格も

1月に「庭の主役になれるかも」と書きましたが、この春のシルクロードは、まさに庭の中でもひときわ目を引く存在となりました。その豊かな花つきと美しい花色は、庭の雰囲気を明るくしてくれています。

家族も「今年のシルクロードはきれいだね」と喜んでおり、庭に出て花を眺める時間が増えたように思います。シルクロードが咲いていると、庭全体が生き生きと感じられ、他の植物との調和も生まれているようです。

このバラが、庭に新しい彩りと楽しみをもたらしてくれたことを嬉しく思っています。

これからの楽しみと、日々の手入れ

これだけたくさんの花を咲かせてくれたシルクロード。この美しさを少しでも長く保てるよう、花がら摘みや水やりなど、日々の手入れを続けていきたいと思っています。花が終わった後にはお礼肥えをして、また次のシーズンも元気な花を見せてくれるように世話をするつもりです。

半つる性のバラなので、これからさらに枝を伸ばし、フェンスを豊かに覆っていくことでしょう。数年後、より一層フェンスを彩る姿を想像するのも楽しみの一つです。

シルクロードを迎えたことで、私のガーデニングにも新しい喜びが加わりました。またこのバラの様子を、ブログでお伝えできればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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