バラの育て方を比較!【高級 vs 愛用中の方法 vs コスパ重視】の成長記録

バラ日記

はじめに

バラを育てていると、「どんな育て方がベストなのか?」 という疑問が出てきますよね。

高級な資材を使えば美しいバラが咲くのか?
現在愛用している育て方で大丈夫なのか?
それとも、コスパ重視でも十分育つのか?

そこで今回は、気になる3つの育て方を比較検証 することにしました!

  1. バイオゴールド製品を使った高級な育て方 🌿
  2. 現在愛用している育て方(バラの家の方法) 🌹
  3. ホームセンターで揃うコスパ重視の育て方 💰

それぞれの成長や花つき、病害虫の影響、手間やコストを比較しながら、実際にどんな違いが出るのか を毎月レポートしていきます。

「バラを育ててみたいけど、どの方法がいいかわからない!」という方の参考になれば嬉しいです。

育てるバラの種類

3パターンの育て方に使用する苗には、挿し木から約1年間育ててきたプリンセスドゥモナコと、同じく挿し木から8か月ほど育てたシルクロードを使用します。

それぞれ同じくらいの大きさのものを3つずつ選抜しました。

挿し木で1年間育てたプリンセスドゥモナコ 6号鉢
冬剪定後のプリンセスドゥモナコ

3つの育て方と使用資材の紹介

今回検証する育て方は以下の3パターンです。

  1. バイオゴールド製品を使った高級な育て方
  2. 「バラの家」推奨の育て方(現在愛用中)
  3. コスパ重視の育て方(ホームセンターで大体揃う)

パターン1.「バイオゴールド」

こちらのパターンでは株式会社バイオゴールドさんの資材のみを使って育てます。

使用する資材

  • 培養土:バイオゴールの土 ストレスゼロ
  • 元肥:クラシック元肥
  • 追肥:セレクション薔薇
  • 活性液:バイオゴールド バイタル
  • 液肥:ヴィコント564 ネオ

以上の資材を使用して育てていきます。

バイオゴールドでは上記以外にも高級な資材は販売されていますが、今のところこれだけあれば十分だと思っています。

育て方のポイント

  • 苗を植え込み前に根鉢全体を活性液(バイオゴールドバイタル)に30分程度浸す
  • 芽が動き出したら活性液(バイオゴールドバイタル)と液肥(ヴィコント564 ネオ)の混合液を週に1回与える(株元、葉面散布)
  • 追肥は月に1回(3月~10月)

バイオゴールドについて

バイオゴールドの商品は多くの園芸家の方がおすすめしていて、これさえ選んでいれば大丈夫!といった安心感があります。今まで実際に使ってみましたがとても元気に育ってくれています。ただ価格がかなり高額なのがネックではあります。ホームセンターでは販売していませんが、おしゃれな園芸店などではたまに見かけます。

パターン2.「バラの家」

こちらのパターンではバラの家さんの資材のみを使って育てます。現在私が愛用しているパターンです。

使用する資材

  • 培養土:プレミアローズ培養土
  • 元肥:プレミアローズセレクション【オーガニック肥料】
  • 追肥:バラの家IB肥料、プレミアローズセレクション【オーガニック肥料】
  • その他肥料:根を育てる肥料

以上の資材を使用して育てていきます。

育て方のポイント

  • 追肥は月に1回、奇数月はIB肥料で偶数月にオーガニック肥料を与える
  • 冬と夏の年2回根を育てる肥料を与える

バラの家について

バラの家は日本を代表するバラの育種家である木村卓功先生が運営するバラ専門店です。

木村先生がyoutubeでバラの育て方を発信してまして、そこで使われているのがこちらの資材となります。(私も現在愛用中です。)

木村先生は液肥や活力剤は使わなくても問題ないという意見ですので、こちらのパターンでは液肥と活力剤は省いてみようと思います。

私の住んでいる地域では販売されていないため通販で購入するしかありません。送料がかかるためなるべくまとめて購入するようにしています。

パターン3.コスパ重視

こちらのパターンではコスパを重視した資材を使って育てます。

使用する資材

  • 培養土:花ちゃん培養土+赤玉土(中粒)
  • 元肥:マグァンプK(中粒)
  • 追肥:京成バラ園芸 フラワーメーカー 鉢植用
  • 活力液:リキダス

以上の資材を使用して育てていきます。

育て方のポイント

  • 苗を植え込み前に根鉢全体を活力液(リキダス)に30分程度浸す
  • 花ちゃん培養土に赤玉土(中粒)を2割ほど混ぜる(水はけをよくする)
  • 追肥は月に1回
  • 芽が動き出したら活力液(リキダス)を週1回与える(株元、葉面散布)

コスパ重視について

鉢バラの数が一気に増えたこともあって、なるべく資材のコストは抑えたいです。ハナちゃん培養土はバラも良く育つという話を聞いたことがあって、価格もお手頃なので前から気になっていました。

追肥のフラワーメーカーはたまたまネットで見つけた肥料ですがコスパがかなり良さそうで、口コミも良かったので今回買ってみることにしました。この商品以外はホームセンターでそろえることが出来ます。

比較するポイント

3パターンの育て方で比較するポイントは以下の4つです

  • 成長具合
  • 花付き
  • 病害虫の有無

月に1回ぐらいのペースで成長を記録していこうと思います。

コストについて

それぞれの育て方で、8号鉢で1年間育てた場合の資材にかかる金額を試算してみます。(鉢は除きます)

パターン1 バイオゴールドの場合

培養土:バイオゴールの土 ストレスゼロ  2,229円  8号鉢で約8リットルで計算  

元肥:クラシック元肥  211円  植え付け時に100g使用

追肥:セレクション薔薇 1,108円 3~10月の間 毎月60g使用

活性液:バイオゴールド バイタル  1,020円 1回10mlを1リットルに希釈して与える 月に4回 計32回

液肥:ヴィコント564 ネオ   1,091円 1回2mlを1リットルに希釈して与える月に4回 計32回

1株当たりの年間合計 5,659円

パターン2 バラの家の場合

培養土:プレミアローズ培養土 682円  8号鉢で約8リットルで計算  

元肥:プレミアローズセレクション【オーガニック肥料】 69円 植え付け時に80g使用

追肥:バラの家IB肥料  16円 1回7g 奇数月のみ与える 

追肥:プレミアローズセレクション【オーガニック肥料】 138円 1回40g 偶数月のみ与える

その他肥料:根を育てる肥料培養土 34円  1回30g 年2回

1株当たりの年間合計 939円

パターン3 コスパ重視の場合

培養土:花ちゃん培養土+赤玉土(中粒) 250円  8号鉢で約8リットルで計算  

元肥:マグァンプK(中粒) 59円  植え付け時に30g使用

追肥:京成バラ園芸 フラワーメーカー 鉢植用  48円  月1回15g

活力液:リキダス   200円  1回5mlを1リットルに希釈して与える 月に4回 計32回

1株当たりの年間合計 557円

実際に試算してみた感想は、バラの家のパターンが思っていたよりも安いと感じました。ただしバイオゴールドと、バラの家にはこの価格に送料が加わってきますので安くしたい方はまとめ買いをおすすめします。

検証スタート

2025年2月11日

3パターンの資材でプリンセスドゥモナコとシルクロードを6号鉢に植え付けをしました。

上段がプリンセスドゥモナコ、下段がシルクロードで、左からバラの家・バイオゴールド・コスパ重視の順に並べています

これからしばらく観察を続けていこうと思います。

育ち方に違いが出るのかとても楽しみです!

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