「バラを育ててみたいけど、うちの庭は狭いし、そもそも初心者だし…」
そう思っているあなた、ちょっと待ってください!
実は、狭い庭でも、初心者でも、バラは十分に楽しめるんです。
私、50代の”バラ好きオヤジ”(自称)は、一昨年からバラ栽培を始めたばかりの初心者です。
最初は「狭い庭だし、どうせ無理だろう…」と諦めていましたが、思い切ってバラを植えてみたら、これがもう楽しくて!
試行錯誤の連続ですが、バラと暮らす夢のような日々を送っています。
今回は、私の経験をもとに、狭い庭でも初心者でもバラを咲かせるためのヒントをお伝えしますね。
なぜ狭い庭でバラを育てるのが楽しいのか?

狭い庭でのバラ栽培には、意外とたくさんのメリットがあるんですよ。
バラを身近に感じられる
庭全体を見渡せるので、バラの成長を毎日間近で観察できます。つぼみが膨らむ様子、花が開く瞬間、そして散り際まで、バラの一生をじっくりと見守ることができます。
お手入れがしやすい
水やりや肥料やり、剪定などの作業も、広い庭に比べるとずっと楽に行えます。
愛情を注ぎやすい
限られたスペースだからこそ、一つひとつのバラにじっくりと向き合い、丁寧に育てることができます。
個性的な空間を創り出せる
狭い庭だからこそ、自分だけのオリジナルの空間を作ることができます。
レイアウトや品種選びを工夫することで、個性が光る、自慢の庭になること間違いなしです。
狭い庭でバラを育てるための秘訣

狭い庭でバラを育てるには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
品種選び
コンパクトな品種を選ぶ
ミニバラや、あまり大きくならないフロリバンダローズなどがおすすめです。
これらの品種は、場所を取らず、鉢植えにも適しています。
つるバラ・半つるバラを 垂直方向に誘引する
つるバラ・半つるバラは、アーチやフェンス、オベリスクなどに誘引して、 垂直方向に育てましょう。
つるバラは・半つるバラは、水平方向に伸ばすと花付きが良くなる性質がありますが、垂直方向に誘引することで、以下のようなメリットがあります。
スペースの有効活用: 狭い庭でも垂直に空間を活用することで、多くのつるバラを育てることができます。
見栄えの向上: つるバラを垂直に誘引することで、庭全体に高低差が生まれ、立体感のある美しい景観を作ることができます。
鉢植えを活用する
鉢植えなら、置き場所を自由に移動できるので、日当たりや風通しを調整しやすいです。
レイアウトに立体感を出す
高低差をつけることで、奥行きを出すことができます。
背の高いバラを奥に、低いバラを手前に配置したり、鉢植えをスタンドやレンガの上に置いたりするのも良いでしょう。
空間を広く見せる
明るい色のバラを植えると、庭全体が広く感じられます。
白やピンクなど、淡い色のバラを選ぶと良いでしょう。
フォーカルポイントを作る
目立つ色のバラや、個性的な形のバラをポイントに置くことで、視線を集め、庭に変化を与えられます。
狭い庭におすすめのバラの品種
ミニバラ「グリーンアイス」

小さなスペースでも育てやすく、花付きが良いです。
フロリバンダローズ「アイスバーグ」

初心者におすすめの品種で、中輪の花が株一杯に春から秋までよく咲きます。
半つるバラ「ローズポンパドゥール」

オベリスクやアーチに仕立てて、 縦の空間を有効活用できます。強剪定にも強く鉢植えでも育てることが出来ます。
庭を華やかにするコンパニオンプランツ
バラを引き立てるコンパニオンプランツを一緒に植えると、庭がさらに華やかになります。
ハーブ
ラベンダー、ローズマリーなど、香りの良いハーブは、バラとの相性が抜群です。
また害虫を寄せ付けない効果もあるそうです。
多年草
ジギタリス、サルビアなど、花期が長い多年草は、バラと合わせて長い期間楽しめます。
一年草
パンジー、ビオラなど、季節感を出せる一年草は、バラの足元を彩ります。
まとめ
狭い庭でも、初心者でも、工夫次第でバラを存分に楽しむことができます。
品種選び、レイアウト、環境づくりをしっかり行い、あなただけの素敵なバラ園を作ってくださいね。
バラと暮らす毎日は、きっとあなたの心を癒してくれるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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