オベリスクを使ったローズポンパドールの誘引と剪定

ローズポンパドール

こんにちは、youです。
今回は、私の庭で大活躍している「ローズポンパドール」の誘引と剪定についてご紹介します。

オベリスクは狭い庭でもバラを立体的に魅せる心強いアイテムです。 実際の誘引前後の画像も使いながら、作業のポイントをお伝えします!


ローズポンパドールについて

  • 作出者: デルバール
  • 作出国: フランス
  • 作出年: 2009年
  • 系統 : シュラブローズ
  • 耐病性: タイプ2 (月2回の薬剤散布が必要)
  • その他特徴 :四季咲きの大輪でフルーツ系の強香が魅力的な人気品種

わが庭のローズポンパドールは去年(2024年)の1月に冬の大苗として購入したものです。その年の春には立派な大輪を咲かせてくれ、室内でも切り花として活躍してくれました。

なんといっても香りが大変良く、開花中は何度も香りを嗅ぎに庭に出ていました。

オベリスクを選ぶ理由

庭が狭いため、つるバラを横に広げるスペースが限られており、縦方向に仕立てる方法を考えていました。

そこで見つけたのがオベリスク。高さがあるので、限られたスペースでも華やかさを演出できます。

ローズポンパドールの大きく美しい花がオベリスクに巻きついてたくさん咲く姿を想像して、すぐに採用を決めました。


誘引前の状態

10号鉢に植えて、地面に根っこが伸びていて半地植えの状態になっています。水切れの心配もありませんし場所を変える予定もないのでこのまま育てていこうと思っています。

夏頃に黒星病でかなり葉を落としてしまいましたが、1年たった今では結構立派に育ってくれています。健康な枝がしっかり伸びていたのは嬉しいポイントです。


剪定と誘引の手順

1.枯れ枝と細い枝の剪定

初心者の方は葉っぱをすべて落とし手から作業をした方が枝の状態がわかりやすいのでおすすめです。

明らかに枯れている枝や、細すぎる枝は元から剪定しました。またそれぞれの枝の先端部分はまだ若く枝が充実していませんので先端から20~30㎝は切り落としました。

これで株の風通しが良くなり、病害虫の発生リスクが軽減されます。

剪定してオベリスクを設置

2.健康な枝を選んで誘引

オベリスクに巻き付ける枝は、元気で花付きが良さそうなものを選びました。 誘引の際には、枝を無理に曲げず、自然なカーブを描こうと心掛けています。

枝を固定した後、長すぎる枝や多すぎる枝は剪定します。

3.剪定のコツ

段差剪定といって、枝の切り口を全体的に散らばらせることで花付きもバランスがよくなる方法があります。見よう見まねでやってみたつもりですが、上手にできたのでしょうか?結果は春の開花状況が教えてくれるでしょう。


誘引後の状態

作業が終わり、オベリスクに枝が巻き付けられ、見た目もすっきりと整いました。

初めてのオベリスクということもあり、葉っぱ取りから剪定誘引までだいたい2時間くらいかかったと思います。難しかったですが、それだけに春の開花がより楽しみになりました!


冬のケアとポイント

今後の予定は

2月ごろに寒肥として有機肥料を施す。

すべての株の剪定誘引が終わったら、病気が広がらないように、殺菌剤と殺虫剤を散布するのも忘れずに。


まとめ

オベリスクを使った誘引と剪定は、初心者でも取り組みやすい作業でした。

縦方向にバラを仕立てることで、庭に高さと立体感を出すことができそうです。

皆さんも、オベリスクやトレリスなどを使って、自分の庭に合ったバラの仕立て方を楽しんでみてくださいね。春になって花が咲いたら、また報告します!

次回の記事もお楽しみに!

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