こんにちは、バラ好きの50代初心者、youです。
今回は、私の庭にお迎えした半つるバラの「シルクロード」をフェンスに誘引した様子をご紹介します。「うちの庭の主役になれるかも?」と期待しているバラです。
初心者が挑戦するフェンス誘引のポイントや作業の流れも詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
シルクロードとの出会い
シルクロードは、日本を代表するバラの育種家である木村卓功さんが作出された品種で、2022年に発表されました。
簡単に特徴を上げると:
- 花色: オレンジ
- 香り: フルーツ
- 咲き方: ロゼット咲き
- 樹形: シュラブ樹形 横張タイプ
- 耐病性:強く初心者にも育てやすい
- 作出者:木村卓功
- 作出年:2022年
私がシルクロードを知ったのは2024年になってからでしたが、当時は大変な人気で発売されてもすぐに売り切れになる状態が続いてました。なかなか手に入りにくいものほど余計に欲しくなることってありますよね。私も3月の再販でなんとか入手することが出来ましたが現在はわりと入手しやすくなっていると思います。
フェンスへの誘致計画
シルクロードは半つるバラとしても育てられます。
今回は庭のフェンスに誘致することにしました。 一番のお気に入りのバラをこのフェンスに誘引しようと前もって準備していましたが、シルクロードに決めました。
準備するもの
- 園芸用タイ(ビニールタイ)
- フェンス(金属製)
- 剪定バサミ
- 軍手
これらを用意して、誘引作業をスタートしました。
誘引作業の流れ
1. 冬剪定からスタート
まずは葉っぱをむしって冬剪定から始めました。 古い枝や細すぎる枝を取り除き、元気な主枝を中心に残すことが基本です。 シルクロードは昨年よく育ってくれて、元気のいいシュートも数本ありました。
2. 枝を描く
バラの誘引で重要なのは、枝を水平に近い形で広げることです。 水平にすると花芽が多くつくので、春の開花がより豪華になります。 シルクロードの枝はそこまで多くなかったので、将来的には成長した枝でさらにフェンス上部をカバーできるよう、スペースを残して配置しました。
3. ビニールタイで固定
次に、園芸用のビニールタイを使い、枝をフェンスに固定しました。このとき、枝を強く縛らず、少し余裕を持たせるのがポイントです。枝が成長して太ることを念頭に、軽く結んで調整しました。
誘引後の庭の様子
誘引作業を終えたシルクロードは、フェンスにきれいに広がり、とても頼もしい姿になりました。 冬の庭ではまだ寂しい印象ですが、春になると花と葉で一気に華やかになるはずです。
特に、このフェンスは庭の花壇の背景にあたる位置にあるため、シルクロードが満開になれば、庭全体を引き締める主役級の存在になるのではと期待しています。
シルクロードへの期待
この1年育ててみてシルクロードの成長力の強さと、育てやすさにも感動しました。 今年の春は誘引の効果でさらに多くの花が期待できそうです。咲く姿を想像すると今から楽しみです。
また、シルクロードは耐病性も高く、初心者にとっても安心して育てられるバラです。 昨年は初めての黒星病対策やハダニの排除などに追われましたが、シルクロードは元気に育ってくれました。今年もその強さを頼りに、庭の主役として活躍してくれることを期待しています。
初心者でもできるフェンス誘引
つるバラのフェンス誘引は、初心者にとって少しハードルが高そうだと思いますが、意外と手軽に挑戦できると思います。フェンスを活用することで、庭の限られたスペースを有効活用でき、バラの美しさを最大限に引き出せます。
特にシルクロードのような半つるバラは、枝の配置と固定を工夫するだけで見違えるように映えるため、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
まとめ:庭の花壇を彩る主役へ
シルクロードの誘引作業を通してバラ育ての楽しさと達成感を感じることができました。 今年の春には、このバラが庭を彩り、香りで満たしてくれる日が待ち遠しいです。
庭にシルクロードのような存在感のある半つるバラを迎えると、一気に庭全体が華やかになるのでおすすめです。初心者の皆さんも、フェンスやトレリスを活用してバラの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか?
次回も他のバラの冬剪定や誘引についてもお話したいと思います。どうぞお楽しみに!
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